“超”がつくほどの人材不足の中、多くの企業が優秀な人材獲得を目指して、新卒・中途を問わず採用活動に躍起になり、採用要員として人事マンを採用しようと人事スタッフの人材募集も目立ってきている。
ただ、こういった採用マーケットに対して水を差すような意見を申し上げて恐縮なのですが、どんなに労働条件を良く見せて、どんなに苦労して「入社してもらっても」入社者が心から喜んで働ける労働環境が整備されていなければ、採用と退職を繰り返すイタチごっごをしているに過ぎないという事実に、経営者はもっと早く気付くべきなのではないでしょうか?
辛辣な表現になってしまうかもしれませんが、社員が次々と辞めていってしまうような労働環境を改善することなく『ざるで水をすくう』ような経営であったことを反省し、ざるを桶のようなしっかりとした器にしてから採用を再開するという風に考えなければ、採用予算に多額な予算を投入し続ける悪循環から抜け出すことは決してできません・・・

「じゃ~どうすればいいの?」という疑問が沸き起こってくると思うのですが、働く社員がそこに働く「働き甲斐」を実感できるような労働環境を人事制度の改善によって進めて行くしか方法はありません。
最近では、ES(従業員満足度)を高めるための福利厚生制度を充実させて「こっちの水はあ~まい甘いぞ~!」と甘い餌で優秀人材を釣り上げようとする企業が多く見受けられますが、残念ながら「楽して生きたい」と思うような人材しか集まってこないというのが現実の採用マーケットの実態です・・・
そんな中、『従業員エンゲージメント』を高めることが優秀な人材を獲得する手段として非常に有望視されているということを、ぜひとも多くの中小企業経営者の方々に知っておいてもらいたいと思います。
次回は『エンゲージメントの高い社員』を生み出す3つのポイントについて、細かく説明していきたいと思います。














